厚生労働大臣が定める掲示事項
■患者様へご案内(保健医療機関における書面掲示)
当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
入院基本料について
当院は、地域一般入院基本料3・地域包括ケア入院医療管理料2を算定しています
看護職員(看護師及び准看護師) 1日に15人以上、看護補助 1日に5人以上の看護要員が勤務しています。なお時間毎の配置は次のとおりです。
- 朝9時から夕方17時まで、看護職員(看護師及び准看護師)9名以上、看護職員1人当たりの受け持ち数は5.3人以内です。
- 夕方17時00分から深夜1時まで、看護職員(看護師及び准看護師)3名以上、看護職員1人当たりの受け持ち数は16人以内です。
- 深夜1時00分から朝9時まで、看護職員(看護師及び准看護師)3名以上、看護職員1人当たりの受け持ち数は16人以内です。
なお、病棟、時間帯、休日などで看護職員の配置が異なります。
入院診療計画、医療安全管理体制、院内感染防止対策及び褥瘡対策について
入院の際に医師をはじめとする関係職員が共同して、患者さまに関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。
また、厚生労働大臣が定める医療安全管理体制、院内感染防止対策及び褥瘡対策の基準を満たしております。
入院時食事療養に関する事項
入院時食事療養・生活療養(Ⅰ)の届出を行っており、管理栄養士によって管理された食事を適時(夕食については午後6時以降)、適温で提供しております。
※入院時食事療養標準負担額は1食510円となります。
個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書の発行について
当院では、医療の透明化や患者への情報適用を積極的に推進していく観点から、平成22年4月1日より、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目のわかる明細書を無料で発行することと致しました。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、平成30年4月1日より、明細書を無料で発行することと致しました。
なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点、御理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出下さい。
当院は、中国四国厚生局に下記の届出を行っております。
- 地域一般入院基本料3
- 看護配置加算
- 看護補助加算1
- がん治療連携指導料
- 検体検査管理加算(Ⅰ)
- CT撮影及びMRI撮影(16列以上64列未満)
- 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅲ)
- 運動器リハビリテーション料(Ⅲ)
- 総合評価加算
- 感染対策向上加算3
- 連携強化加算
- サーベイランス強化加算
- 入退院支援加算2
- 保険医療機関間の連携による病理診断
- 薬剤管理指導料
- 診療録管理体制加算3
- データ提出加算1(ロ)
- 地域包括ケア病棟入院医療管理料2
- 看護職員配置加算(注3)
- 後発医薬品使用体制加算2
- 検査・画像情報提供加算及び電子的診療情報評価料
- 「第14の2」の1の(3)に規定する在宅療養支援病院
- 病棟薬剤業務実施加算1
- 医療DX推進体制整備加算6
- 入院ベースアップ評価料 43
- 外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)
- 酸素の購入単価
保険外負担に関する事項について
1)特別療養環境の提供
種 類 | 室料差額 (1日につき税込) | 場 所 ( 部 屋 ) |
設備 |
---|---|---|---|
個室(A) | 2,200円 | 201 218 220 | 床頭台・冷蔵庫・トイレ・有料テレビ・ソファー |
212 | 床頭台・冷蔵庫・トイレ・シャワー・有料テレビ・ソファー | 個室(B) | 3,300円 | 202 221 222 | 床頭台・冷蔵庫・トイレ・テレビ・リクライニングソファ・スツール・時計 | 213 | 床頭台・冷蔵庫・トイレ・シャワー・テレビ・リクライニングソファ・スツール・時計 |
2)診断書・証明書及びその他保険外負担係る費用
〇 文書料に関する事項(各種証明書)
- 生命保険関係提出診断書 5,500円
- 年金診断書(役場用) 5,500円
- 原爆関係診断書等 3,300円
- 死亡診断書 3,300円
- 死亡診断書(個人・会社用の2通目以降) 3,300円
- 交通事故診断書(警察提出用) 2,200円
- 身体障害者認定申請用診断書 5,500円
- 特別障害者手当診断書 5,500円
- 傷病診断書 2,200円
- 復職診断書 2,200円
- 通院証明書 2,200円
- 証明書(入・通院の日数のみ) 2,200円
- 証明書(入・通院の詳しいもの) 3,300円
- おむつ使用証明書 1,100円
- 領収証明書 1,100円
〇 日常生活などのサービス等に係る事項
- 死後処置料 14,300円
- 着物一式 4,500円
- テレビ代、洗濯代 1枚/1,000円(カード購入)
- 診察券代 1枚/100円 (再発行時)
〇 予防接種
- 風疹 5,930円
- 麻疹 5,830円
- MR(麻疹・風疹) 9,350円
- おたふくかぜ 5,930円
- 破傷風トキソイド 3,450円
- 水痘ワクチン 7,770円
- 水痘ワクチン(シングリックス)
- A型肝炎(エームゲン) 8,290円
- B型肝炎(ビームゲン)10歳未満 5,590円
- B型肝炎(ビームゲン)10歳以上 6,030円
- 日本脳炎 6,850円
- インフルエンザ 4,000円
- 肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス) 8,000円
- 肺炎球菌ワクチン(プレベナ) 10,800円
- 二種混合ワクチン 4,310円
1回 20,730円
2回 41,460円
〇 その他
- 特定療養費の徴収 1日あたり1,500円(消費税込)
- 健康診断 内容により異なりますので詳しくは医事課までお問い合わせ下さい
- 医師面談料 30分毎 5,500円
- カルテ開示関係料金
- 尚、衛生材料等の治療(看護)行為及びそれに密接に関連した「サービス」や「物」についての費用の徴収や、「施設管理費」等の曖昧な名目での費用の徴収は、一切認められていません。
(入院期間が180日を超える患者さまにつきましては、一定の症状にある方を除き、保険による一部負担金とは別にいただいております)
・診療録のコピー代 各サイズ白黒 10円/枚
・A4・B5・B4カラー 50円/枚
・A3カラー80円/枚
・レントゲンのコピー代 CD-R 200円/枚
医療情報取得加算について
当院はマイナンバーカードによる電子資格確認を行う体制を有しております。
また、マイナ保険証をご利用いただくことによって必要な診療情報(受診歴、薬剤情報、特定健診情報等)を取得活用し、質の高い医療の提供に努めています。
マイナ保険証のご利用にご協力をお願いいたします。
【初診時】医療情報取得加算 1 点
【再診時】医療情報取得加算 1 点(3 月に1 回に限り算定)
正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証の利用にご協力をお願い致します。
医療DX推進体制整備加算について
- オンライン請求を行っています。
- オンライン資格確認を行う体制を有しています。
- 電子資格確認を利用して取得した診療情報を、診療を行う診察室等で閲覧又は活用できる体制を有しています。
- 電子処方せんの発行については未定です。
- 電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制については未定です。
- マイナンバーカードの健康保険証利用について、お声かけ、ポスター掲示を行っています。
- 医療 DX 推進の体制に関する事項および質の高い診療を実施するための十分な情報を取得し、および活用して診療を行うことについて、当医療機関の見やすい場所及びホームページに掲載しています。
後発医薬品(ジェネリック医薬品)について
当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。
現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。
当院では、医薬品の供給不足等が発生した場合に、治療計画等の見直し等、適切な対応ができる体制を整備しております。
なお、状況によっては、患者さんへ投与する薬剤が変更となる可能性がございます。変更にあたって、ご不明な点やご心配なことなどがありましたら当院職員までご相談ください。
ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について
後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養費とは、令和6年度診療報酬改定により令和6年10月から導入される制度です。
患者さんの希望により後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)を処方した場合に、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の差額4分の1に相当する金額を選定療養費(自己負担)として患者さんにご負担いただく制度です。
詳しくは後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について|厚生労働省 (mhlw.go.jp)をご確認ください。
看護職員の負担軽減及び処遇の改善に関する取組事項
当院では、看護職員の負担の軽減及び処遇の改善に資することを目的とする計画を策定し、これに基づき以下の取り組みを実地しております。
患者さま、ご家族の皆さまにも、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
(1)勤務計画およびスタッフが働きやすい職場環境の整備
- 夜勤回数,夜勤体制の選択、仮眠室の環境整備、休日,有休休暇の取得等において公平に計画を行う
- 5日以上の連続勤務にならないこと(6日を超えない範囲で休日があること)
- 個人の希望は,業務に支障を来さない範囲で取り入れる姿勢で取り組むこと
- 妊娠中や育児中の職員への超過勤務・夜勤の減免等への配慮を行う
- 病後等疾患がある職員への超過勤務・夜勤の減免等への配慮を行う
- 個々の時間外勤務が10時間/月を超えない範囲で管理
- 時間外勤務の妥当性を査定し,業務内容の改善を常に検討
(2)看護職員と多職種との業務分担
- 薬剤科:持参薬確認業務・服薬指導の分担を行う、注射薬の調整及び病棟薬品の在庫整理を行う、配薬業務の手順と分担を考え、薬剤カートの導入を検討
- 臨床検査科・レントゲン:検体スピッツの準備・EKG・脈波の分担業務を協力して行う、撮影時の移動介助・ポータブル撮影の対応
- リハビリ:リハビリ実施患者に係る移送や地域のイベント参加の協力体制をとる
- 臨床工学技士:透析業務・眼科検査・内視鏡洗浄・物品管理などの業務を担当
- 情報管理:重要書類の管理、電子カルテ操作による情報管理で業務負担軽減の対応
- 医療福祉相談:入退院の調整(ベッドコントロール・ケア会議の準備進行・各施設との連携)患者相談の対応等
- 病棟クラークの効率的な業務分担を行い看護師と補助者・クラークの協働を図る
看護師の腰痛対策及びADL動作の指導や相談に対応する
医療機器の点検やメンテナンスを担当し日々安全に使用できる
(3)休暇について
- 病中、病後の休暇を確保し安心して仕事復帰できるように配慮する
- 要介護状態にある家族に介護に必要な休暇の取得が出来る(就業規則30条)
- 看護職員を適正に配置し有給休暇が計画的に取得できるよう配慮する(各人年間5日以上は取得する)
(4)その他
- 体調不良時の対応指導→早期上司への報告・受診・休暇への対応
- 職員の健康状態の観察,及び必要時の面接と勤務配置転換等の対応
- 再雇用職員が増えるため、看護職員のニーズに合わせた時短勤務や勤務場所の検討、積極的な看護職員の採用
(5)計画達成の目標年度 2025年度末